沖縄産コーヒーの木 溺愛栽培日記【その9】「虫の被害いろいろ」(2024年9月)

バッタによる穴

猛暑の2024年夏が過ぎようとしています。9月の秋分の日を過ぎていっきに涼しくなりました。種から育てている沖縄産コーヒーの木たちは、なんとか猛暑を乗り切った感じです。しかし、かなり夏の疲れが出ています。記録的な猛暑だったのでしょうがない、、、

9月になっても、引き続き1日中外に出して、風にあてています。雨の日や、泊まりで外出する日は、室内にいれています。

ちょっと遅くなりましたが、種をまいて1年と4ヶ月ほどたち、前回の測定から1ヶ月後になったので、9月の計測を行いました。また、虫の被害がいくつかあったのでレポートします。

目次

コーヒーの木の茎に白い綿(?)がついていた

週末の外出のため室内にいれていたコーヒーの木を外に出そうとしていたところ、1株の茎に白い綿のようなモノが付いていました。びっくりして、慌ててこそぎおとし、水で洗い流しました。

あまりのショックに慌てていたので、写真を撮るのをわすれておりました。ダメだなぁ~。栽培日記の重要なデータなのにと反省していたら、、、

1ヶ月後、別の株にも白い綿のようなモノが!

今度こそ写真をとり、ネットで調べるとアオバハゴロモの幼虫とその分泌物のようです。葉に隠れてみえにくい場所にありました。あわてて、他の木も丹念に調べましたが、大丈夫でした。定期的に調べないとダメですね。二度あることは三度ある、かも。

コーヒーの木の茎についた白い綿状の物体(アオバハゴロモの幼虫とその分泌物)

バッタにかじられる

9月29日日曜の午後、買い物にいこうと外にでたら、玄関先においてあるコーヒーの木に小さなバッタが乗っていました。こちらに気づいたらしく、バッタはピョンと跳ねて逃げました。夫が追いかけて捕まえてくれました。そしてケースにいれて写真を撮りました。目の横にイボイボがあったので、オンブバッタだと思います。

オンブバッタとコーヒーの木
オンブバッタ拡大写真

バッタがついていた葉を見ると、なんと、穴があいているではないですか! ヤツが食べた痕ですね。クゥ~。

バッタが食べたと思われる穴

クロウリハムシ(?)がいた

次の日にも虫がいました。コーヒーの木を観察しようと近づいたら、小さな虫が飛び立ちました。頭がオレンジ色で、羽が黒い色をした、ツートンカラーの小さな虫です。クロウリハムシに似ていました。一瞬で飛び立ってしまったので、写真をとることができませんでした。ウィキペディアに近い感じの昆虫の画像がありましたので、引用させて頂きます。こんな感じ↓

ウィキペディア「ウリハムシ クロウリハムシ」より引用 Kirisame – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7736859による 

そして、またもや小さな虫食いの穴が葉っぱに空いていました。ヤラレタ~。

涼しくなって過ごしやすい気温になったと思ったら、虫もすごしやすいのか、コーヒーの木に虫害がでできました。ヤッバ~。

カメムシもついていた

それから数日後には、薄茶色の虫がコーヒーの木に付いていました。水をやろうと部屋にいれる時に、モゾモゾと動いたので、とっさに手でつかみ、写真を撮ろうとケースに入れました。するとつかんでいた指からカメムシ臭が、、、カメムシの仲間でした。ゲゲゲ~。

調べてみるとイネカメムシという、稲やイネ科の植物につく虫らしい。おそらく草ボウボウ、イネ科雑草ボウボウのわが家の庭から飛んできたのかもしれませんね。コーヒーの木ばかり溺愛し、庭の手入れをサボっていたからかも。庭の草取りもしないとだめだ~。

コーヒーの木についていたイネカメムシ

身体測定結果(9月24日)

前回の測定から1ヶ月と4日が経ちました。前述のように、虫の害がありましたが、全体的に成長は進んでいます。また、今回は置肥を交換しました。

  • No.2RとNo.8LとNo.10の3株に、虫に食われた小さな穴があった。
  • あいかわらず、No.4の株がもっとも草丈があって太くダントツで成長していた。
  • ほぼすべての株で、黄変した葉があり、猛暑だったこの夏の過酷さを表していた。
 番号 高さ(cm) 太さ(mm) 節の数備考
116.93.213黄変葉あり
2R14.33.012虫穴、黄変葉あり
2L13.42.813黄変葉あり
316.53.413
418.54.215
516.53.1514黒変葉あり
614.13.4512
7R14.03.013変形葉あり
7L14.83.112変形葉あり、白い綿状物体(アオバハゴロモの幼虫)
8R14.83.213
8L13.43.011虫穴
9R10.52.4512
9C11.52.3512白い綿状物体(アオバハゴロモの幼虫)
9L11.73.1511
1014.83.214虫穴、高温障害
コーヒーの木身体測定結果(2024年9月24日)
1年と4ヶ月後のコーヒーの木(一部:2024年9月30日)
No.2LRとNo.1
No.4とNo.3
No.6とNo.5
No.8LRとNo.7LR
No.10とNo.9LCR

1年と4ヶ月後の成長まとめ

  • 涼しくなって虫に食われた葉が出てきた
  • オンブバッタ、クロウリハムシ(?)、イネカメムシがコーヒーの木についていた
  • 茎には、白い綿状の物体(アオバハゴロモの幼虫とその分泌物)がついていた
  • 猛暑だった2024年の夏をなんとか乗り切った
  • 引き続き、ほとんど外に出して育てている
  • 置肥を交換した
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