子宮体癌・卵巣癌 治療体験記【その1】(2024年11月)近所の産婦人科へ

閉経したのに、不正出血が続いていたので、検査をしたら、子宮体癌でした。その治療過程を記録しています。

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カラダからの異常サイン

2024年7月の終わりから、おりものが増え、だんだん褐色になってきて、8月には生理の2日目のような出血が毎日でるようになってきた。たまに、生理痛のような腹痛もでた。

市のがん検診のお知らせがきたので、これを機にいってみるかと思い、近所の産婦人科を調べた。そこは評判のところで、非常に混雑しているようだった。ここで、一度診察にいくことをあきらめた。おそらく更年期の一種だろうとおもいそのままにする。

新型コロナに感染後に不正出血があるとか、ワクチン接種後に不正出血があるというような、産婦人科病院の記事もみていたので、そのせいかも。。。

母からの伝言

だが、いっこうに状況はかわらなかった。妹にLINEで伝えていたら、母からの伝言ですぐに産婦人科に行きなさいといってると、、、

そこで11月に重い腰をあげ、例え混雑していてもいいので、がまんしてその評判の産婦人科へいくことにした。

待合室は狭いのでとても疲れた。でも、医師はやさしそうな方だった。細胞診などの検査をし、MRI検査の専門病院に予約をいれてくれた。そして紹介状を書いてくれた。

その2日後、早速新百合ヶ丘駅近くにあるメディカルスキャニングクリニックにいった。居酒屋が入っている雑居ビルの2階にあった。

ヨガの瞑想でMRI検査を耐える

初めてMRI検査をうける。いつも人間ドックをうけている、都心の検診センターとちがい、スタッフさんはクールで、クリニックはこじんまりとしていた。都心で受ける人間ドックの時とは違い、しょぼい検査着に着替え、仰向けになり両手をバンザイ状態で機械の中へ。ドイツのシーメンス社製のMRIの機械だった。

音が大きいとのことでヘッドフォンをつけてもらった。クラシック音楽がなっていた。しかし、機械が動いてカラダが中に入っていくと、途中から音楽も聞こえないほどの大きな音が。。バラバラ、バンバン、ドキュンドキュン、バババババババ、、、、、、。機関銃のような音もした。結構な時間がかかる。閉所恐怖症の人は、とても耐えられないだろう。もし、日本製だったら、こんな巨大な音をしないのではないか、とさえ思った。

動くと検査に影響するので、静かに呼吸しながら、大騒音の中を耐えた。こういう時は、ヨガの瞑想の手法が役に立った。

「鼻から吸って、鼻から吐いて、自分の呼吸に意識を向ける。」
「どんな状況だろうと、静かに自分の呼吸だけに集中する。」

なんとか、無事に検査がおわった。検査結果は、先日の病院へ送付してくれるとのこと。でも、送料は負担しました。

検査結果はおそらく子宮がん

翌週、検査結果を聞きに、近所の産婦人科へ。先週の先生の様子から、7割ぐらいで「がん」かもなぁ、と想像していたが、やはり結果は「子宮がんと思われる」でした。

で、先生いわく、うちでは新百合ヶ丘総合病院を紹介しているが、どうしますか? 次回ご家族にもきてもらい、病院をさがしますか?と、

私は、すかさず、「じゃあ、新百合ヶ丘総合病院でお願いします」と。

先生は、では、さっそく紹介状を書きますねといい、すぐにその日、紹介所をもって帰宅した。

総合病院へいく

総合病院は、とても混んでいるという印象だった。平日にいきたかったが、翌日の予約時間はすぎていたので、その次の土曜朝一に予約をいれた。

想像より、早く診察してもらえた。ホームページで調べていたが、診察は産婦人科の部長クラスのA先生だった。

手術の日程の希望はありますか? すぐに日程決めても大丈夫ですか? 

ハイ

がんばりましょうね。ということで、サクサクと手術日、担当先生、入院日がきまった。そして、その日に術前検査もおこなった。気持ちがいいほど、いろんなことがきまっていった。私らしい。すぐに、夫と実家の家族にLINEで連絡。

レンタルスタジオを解約

子宮体癌ときまり、手術、入院日もきまった。これから治療に専念しないと、手強いがんとの戦いだ。

ということで、数少ない、常連さんたち、レンタルスタジオのオーナーさんに連絡し、11月いっぱいで癌治療に専念するため、スタジオをクローズすることにした。

オンラインで参加してくださる方や公民館のヨガサークルメンバーには、1ヶ月ほどがん治療のため、お休みする旨をメールで連絡した。

トントン拍子(?)に物事がきまり、決断していった。

つづく。。。

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